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#06Tourer

K75SSを乗って感じたこと。

ツアラーを極めるとクルマみたいになるんだな。
とにかく遠い目的地へかに速くたどり着けるか。
それがツアラーに架せられた能力。

”短い距離を早く”ならまだしも長距離を速くとなると、いかにライダーを疲労させないかにかかってくる。
いくらスピードを出しても披露が溜って休憩ばかりでは、なかなか目的地へたどり着けない。
そしてたどり着いても疲れきっていれば、目的地で楽しく過ごすこともできない。

それでは旅の楽しさも半減さらする。
確かに少しでも疲れないように、余裕を持ったプランを立てることは必要だ。
しかし勤め人には時間的余裕を持った旅など、そうそうできる訳もない。

そんな私だからこそレーサーバイクよりも、ツアラーなバイクの方が用途に合っていると思う。
それにしてもまさか、Kシリーズに手を出すとは思いもよらなかった。

しかし今では、3気筒縦置き水平エンジンが愛おしくてたまらない。
K100の4気筒を1気筒外して750ccにダウンサイジング。
と、そんな単純な話では無いようだけど。

排気量は落としたが、リッター100馬力を生み出すエンジンへと進化した。
750ccだから75馬力を搾り出す。
実際はそこまで使わないけど。

とにかく遠出が楽しみで仕方がない。











# by ben-k75ss | 2016-09-27 20:54 | ただの独り言

#05マニュアル-2

とりあえずサービースマニュアルを手に入れた。
本当は純製日本語版が欲しかったが、如何せん値が張る。
中古本ですら5万から。

しかし英語表記だが社外品のサービースマニュアルを見つけた。
値も一桁安く、ダメ元で手に入れてみた。
そして届いたのがこれ。

#05マニュアル-2_f0373730_07535282.jpg

ページを開いてみると写真での説明も多く、
これなら何とかなりそうだ。

因みにK75Sのスペック数値では、
最高時速210kmまで出るらしい。
しかし整備がされていなければとてもじゃないが、
命を預ける気にもなれない。
エンジンが止まるぐらいならまだしも、
タイヤやブレーキの不具合で事故ったら目も当てられない。

バイクは危ない乗り物。
しかしそれさえ心得ていれば、楽しい乗り物。


それにしても日本でKシリーズは人気ないね。
特にKの中でも更にK75は人気がない。
KシリーズはRシリーズに性能の限界を感じたBMWが、
万を期して開発したユニット。
だから当時としては珍しい最新の技術や機能が満載されている。

しかし実際に乗ってみれば、
長距離が楽以外はこれと言った走りの特徴が無い。
だからこのK75には必然と、旅を愛する人が集まってくる。
個人的にはスペックもエンジンの形式も勿論、
排気量も気に入っている。
肩肘張らず気軽に、旅を楽しめそうな気がする。

シングルのオフロードバイクも楽しいけどやはり、
距離が伸びると疲れる。
リッタークラスまでは要らないが中型クラスではしんどいし、
同じ車検を通すなら大型バイクが良い。
それに750ccまでならフェリー代も250ccと同じだし。
正直、日本国内を旅するなら600~750ccのミドルクラスが程良いと思う。

昨年は北海道へ行ったがまたいつか、
このバイクで北の大地を回ってみたいと思う。

できれば、再来年にも・・・。




















# by ben-k75ss | 2016-09-22 20:14 | K75SS

#04マニュアル-1

何分古いバイクにつき今後も、長く乗り続けようと思えば先ず基本は抑えておくべきであって・・・

と、いうことで「ドライバーズ マニュアル」を手に入れてみた。
それもちゃんと日本簿版!

このマニュアルは、国産バイクのものよりも更に踏み込んだ内容に思える。
オイル交換は基より、プラグ交換から始まりブレーキパットの交換そして、
ライト光軸調整方法等々写真付きで解説。
燃料系統や冷却水の系統図まで付いて解説されている。

#04マニュアル-1_f0373730_07535989.jpg

そして内容に伴う車載工具も充実してる。

メンテナンスを他人任せにせず自らが行うと更に、
バイクへの愛着が増すと云うもの。
これはカメラも一緒だな。
カメラだけじゃなないけど。




それにしても知れば知るほどに、K75のエンジンが好きになるわぁ。
このエンジンの形態は、バイクと云うよりもクルマだな。

何よりも乾式クラッチってのが気にった!
メンテナンス性を考えれば水平縦置きエンジンも良い。
エンジンを下ろさずとも普通にヘッドもクランクもそして、
ピストンもバラせるではないか。
まーオイルとクーラントの管理を怠らなければ、
余程ことがない限りエンジンをばらす事も無かろが。

乾式クラッチ採用でエンジンオイルや添加剤の選定に、
クラッチの存在を意識せずに済む。
エンジン・ミッション・ドライブシャフトと潤滑系統が三つに分かれ管理の手間は増えるが、その分細やかなレシピを選べる。
金属同士が擦れ合って成り立つ機械に対し潤滑オイルの存在は
、性能や寿命を保つ上で大きく影響する。

能書きを垂れだしたら切りがないのでこの辺で・・・
ま~そんなこんなでバイクライフを楽しむ上で、
最低行うべき日常点検実施に役立つ純正マニュアルを手に入れたとさ。

おしまい・・・
















# by ben-k75ss | 2016-09-18 08:26 | K75SS

#03保険

昨日、届いた。
ベンちゃんの事を検索していると、色々と不具合ネタが出てくる。
消耗品や破損するおそれの有るパーツを、中古品ではあるけど手に入れた。
長く乗るのならいつ何時、必要になるか分からない。
だから必要になった時のための保険と考える。

BMWは30年の保安部品らしいのだが、
何分このバイクの初期登録は平成元年。
それを踏まえると既に28年経過している。
いつ無くなってもおかしくない状況。


因みに今回手に入れたのはドライブシャフト。

入手金額2849円(送料込み)也

#03保険_f0373730_13315861.jpg

ネットで調べると縦Kのドライブシャフトには2種類有るらしい。

異なる特徴を写真で解説してくれていたので、探すのに然程手間はかからなかった。

故障の原因になるシャフトのファイナルギヤ側連結部であるスプラインの囓りの様子も無く、

中古品ではあるけど一度洗浄し、新たに給油すれば十二分に使えると思う。

それにしても歯車と違いハメ合いになるスプラインの歯が削れるなど余程、
リアタイヤに負担をかける走りをしているのかと想像する。

とりあえずシャフトドライブ側は2年毎にオーバーホルをし、確認するとしよう。

それにしても何の表面処理もされていないこんなパーツが何やら、
愛おしく思えるから不思議。

なるべくなら使わなくて済めば良いのだけど。

しかし正直な話しバイクにとってシャフトドライブと、
チェーンドライブとどちらが良いのだろうかと考えてみる。
整備性で云えばチェーンドライブだわな。
どちらも一長一短が有りその用途によって判断が異なるんだろうけど。

今後もこまめにネットで調べて、必要とあらば部品を入手するつもり。












# by ben-k75ss | 2016-09-11 14:03 | K75SS

#02ようこそ我が家へ

名義変更も速やかに進み終え、先週末にK75Sのベンちゃんを引取りに行った。

#02ようこそ我が家へ_f0373730_17191715.jpg

バス・電車・電車・電車・バスと乗り継ぐこと5回。
最寄りであるバスの停留所に問着し、もう直ぐ着きますと入札者へ連絡を入れた。

#02ようこそ我が家へ_f0373730_17193599.jpg
バス停から坂道をひたすら登る。
どれだけ登ったかというと、この見晴らしの良さから想像できるだろうか?

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遠くに見えるは我が住む地元の山々。
大阪湾を挟んだ向かい側に我が住む街がある。

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あべのハルカスもWTCも、そして関空も見渡せる。
この日は良い天気に恵まれた。
私が自宅に到着するまで。
つくずく晴れ男ぶりに我ながら関心。

#02ようこそ我が家へ_f0373730_17195325.jpg

途中で変わった門を発見。
金持ちと云うのはこう云う所に金を使うのね。
庶民には理解し難いセンス。


そしてようやく目的のお宅にが見えてきた。
同時に入札者らしき男性も見えた。
既に落札したバイクを用意して待っていてくれた。

お互いに挨拶を交わし、落札したバイクの使用説明を受ける。
その流れでBMWのバイクを語り合う。

入札者の男性は3台のBMWを所有していたようだ。
しかしお子様にまだまだ手がかかるとの理由でしばらくは、道楽を中断するとの事。
私が落札したバイクを含め今回、3台ともオークションに出品。

縁あって私が引き継ぐことになった訳だ。
1989年式にしては思った以上に状態は綺麗だと思った。

1時間は話しただろうか。
エンジンを掛けシートに跨り、ハンドルグリップを握る。
タコメーターの針に目をやりながらアクセルを軽く開ける。
何度かアクセルを明け元オーナーに別れの挨拶をし、クラッチを切りチェンジをローに入れた。

初めて乗るバイクに僅かばかり緊張しながらクラッチを繋ぎ一旦、奈良へと向う。
なぜ奈良かと云うと少々事情も有り、しばらく知り合いの所に居候させて貰う為。

とりあえず43号線に出て大阪方面のICへ向かう。
その途中、初めてのガソリンを入れた。
元オーナが7リッター程入れてくれていて十分に奈良までは辿り着けるが、
そこは念の為に改めて10リッター程足した。

燃料はハイオク。
車ほど一度にたくさん入る訳ではないから、
ハイオクでもそれ程経済的な負担にはならない。
と思う。

のんびりと高速を走りしばらく走ると、バイクの操作も熟れてくる。
想像していた以上に乗車の楽なバイクだ。
現在でも十分にキング・オブ・ツアラーと豪語できるバイクだと思う。
ところで思ったのだけど・・・
K75SSの「K」すなわちKシリーズの「K」はKingの「K」か?と、思った次第。

750キングのスペシャルスポーツバイク!

晴れ男とは云え、天気予報を踏まえ空を気にしながら走った。
本当は少し寄り道をしたかったのだけど。
やはりそこは雨が心配。
真っ直ぐに奈良へと向かう。
ぶらぶら1時間ほど走って香芝ICへ到着。

居候する目的にも到着。
お疲れ様でした。

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なんか・・・かっちょえーでは無いか。
デザインが古臭いと云う輩も居るだろうが、
今のデザインを万民全てが同意する筈もない。

今見ても個性的なエンジンそして、個性的な容姿だと思う。
それに年々目にする事が減り、個性的さが更に増すと個人的には感じてる。

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後ろ両脇に着くパニアケース嬉しい装備。
それも純正ってのが尚、良い。

Kシリーズと云えば昔、おっちゃんバイクとのイメージが強かったそんな私も、
いつの間にやら名実共にそのおっちゃんの仲間入り♪

おっちゃんいはおっちゃんの美学があり、哲学もある。
噛めば噛むほどに味がある。

少しでも長く乗り続けたいバイク。
だからネットで色々調べ今後、不安箇所は少しずつ保安部品を揃えて行くつもり。
部品が手に入らず 廃車にするには忍びない。
本来BMWのバイクは、長く付き合うバイクなのだから。

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元オーナから引き継いだオドメーターの数字は39440Kmだった。
西宮から奈良の香芝まで凡そ50kmちょい。
10万キロは乗りたいね。
できれば、もっともっと。
死ぬまで。

その為にも少しでも多く保安部品の確保しよっと。










# by ben-k75ss | 2016-09-10 22:13 | K75SS